今回はジェルネイルでパーツを付けるときに、どうやってつけるの?という話をしたいと思います。やり方がYouTubeとかブログとかにたくさん載ってますが、どれが良いのか分からないという方も多いのではないでしょうか?
結局ね・・・全部とっても良いんです!!
ではどうすればいいのか?
順序だてて、端的にどうすれば良いか説明していきますね。
ネット検索したんだけど、やり方が色々でよくわからないのだ~
それぞれのやり方にメリットはあるから、パーツによって選んでいこう
パーツのつけ方をザックリ説明すると
下手な絵なんですがーーー。
下の線が爪で、赤いのがパーツだとします。ザックリな説明としてはこちらです。
①まず先にパーツを爪に接着
②上をクリアジェルでコーティング
早く具体的なやり方を教えて欲しいのだ!!
小さいパーツなら①も②もクリアジェルでOKだよ
①まず先にパーツを爪に接着するときのやり方
まず先にパーツを爪に付ける(前項①)ときの接着剤が3種類くらいあります。ここでは軽く固定するイメージ。上からしっかりジェルでコーティングするまでは取れても仕方ないと思ってください。
その1.クリアジェル(大抵のパーツはこれでOK)
その2.グルー(大きいパーツ、巨大なパールとか)
その3.アクリル(大きくて安定の悪いパーツ、Vカットいっぱいとか)
それぞれのやり方をご紹介していきます。
その1.クリアジェル(大抵のパーツはこれでOK)
ジェルネイルをしているときなら、手元にあるクリアジェル(ベース、ベース&トップなど透明なジェル)でできたら一番手軽じゃないですか?!なので大抵はクリアでつけます。ただ1つだけジェルには欠点があって、光の当たらないところは硬化できないのです。なので大きなパーツの下で光が入らないかな・・・という時は違う方法を考えます。
クリアジェルのメリット・デメリット
手元にあるものでできるから手軽
臭いがない
硬化するとすぐ固まる
光が入らないような大きなパーツはつかない
いつも使っているクリアジェルですが、パーツを付けるときのメリット・デメリットをまとめるとこんな感じです。硬化するとすぐつくので、ブリオンとか安定の悪いものにも良いですね。
どのパーツはクリアで付く?
このくらいの大きさなら大丈夫。光は反射するので横から(斜めから?!)も光を当てると固まります。
光が入ればいいのでこの感じも大丈夫。要は接着部分に光が入ればいいのです。
後でご紹介しますが、こんな風に安定がよくないパーツは固めのジェルを使うと良いです。
具体的なやり方は?
①置きたい場所にクリアを付けてその上にパーツをのせる → 硬化
②さらに上からクリアジェルでコーティング。
詳しいやり方はこちら↓↓↓
その2.グルー(大きいパーツ、巨大なパールとか)
ジェルの次に簡単なのがネイルグルー。使用感は瞬間接着剤に近いですが、乾いた後に伸縮性があって力がかかったときでも取れにくいです。それと乾くのは瞬間接着剤より少し時間かかります(瞬間だと微調整できないし)。100均のネイルコーナーとかドラックストアでも売っていることが多いので、のぞいてみて下さい。
クリアジェルのメリット・デメリット
光が届かない大きなパーツでもOK
100均などでも購入可能
塗って自然乾燥なので簡単
乾くまでに時間がかかる
サラサラの液体なので不安定なものはつけられない
少し臭いがある(瞬間接着剤くらい)
ネイルグルーでパーツを付けるときのメリット・デメリットをまとめるとこんな感じです。ネイルグルーは爪が割れた時とかにもお世話になることがあるので、あると便利ですよ。
どのパーツはグルーが良い?
このくらいの大きさになってくると、クリアよりグルーが安心。
ちなみにパーツが透明とか半透明だと大きくてもクリアジェルでつきます。
具体的なやり方は?
①置きたい場所にクリアを付けてその上にパーツをのせる → 自然乾燥
②さらに上からクリアジェルでコーティング。
ネイルグルーについてはこちらもどうぞ↓↓↓
その3.アクリル(大きくて安定の悪いパーツ、Vカットいっぱいとか)
アクリルはスカルプチャーネイル(人工爪・つけ爪)をするときの材料です。伸縮性があって丈夫で人工爪としては最強。固まるのがすごく速いし、粘土が高いので不安定なパーツも秒で付きます。ただアクリルリキッドとアクリルパウダーの2種類を使い、売っているところも少ないので手軽さはありません。100均の一部の店舗にあるのと、あとは通販で購入可能です。
※アクリルリキッドは揮発性の液体でいっぱい吸うと頭が痛くなることもあります。使用中の換気には十分注意して下さい。
アクリルのメリット・デメリット
光が届かない大きなパーツでもOK
不安定なパーツも付けやすい
固まるのが速い
入手が難しい
使い方が少し難しい
強烈な臭いがある
ネイルグルーでパーツを付けるときのメリット・デメリットをまとめるとこんな感じです。あまりなじみのない材料ですが、割れ爪とかにも使えますょ。
どのパーツはアクリルが得意?
こんなパーツ・・・ジェルでつけるには少し大きいし、グルーでつけるには不安定。でも、アクリルなら一発でつきます。しかも丈夫です。
具体的なやり方は?
アクリルリキッドはガラスの容器(ダッペンデッシュ)に入れて使います。
筆をアクリルリキッドに入れて湿らせ
アクリルパウダーに筆先をチョンチョンとつけます。そして少し待つと・・・粉っぽかったパウダーの表面がツルンとしたお団子のように変化。
①これを爪に置いてその上にパーツをのせ → 自然乾燥
②さらに上からクリアジェルでコーティング。
上をクリアジェルでコーティングするときのやり方
爪にパーツを接着したら上からクリアジェルでコーティング。これで滅多なことではとれません。たとえばマニキュアに球体ブリオンとか、あっという間にとれてしまいますがジェルなら大丈夫です。
普通は全面にトップをかければOK
トップをかけるときにパーツが付いている場合は、パーツの部分から塗ります。パーツと爪の接着面など、隙間があれば埋めるように塗っていきます。その後全体にトップジェルを塗ります。
ベースジェルなどでパーツ部分&接着面を一回コーティングするとしっかりつきます。
カットの入っているパーツは側面だけ
ストーンなどカットが入っているパーツを全面塗りしてしまうと、ガラス玉みたいになってしまいます。カットの入っているパーツは側面や底面など、カットの部分ギリギリまで塗って下さいね。
パーツを接着するときのクリアジェルの種類
ベースジェル(接着時に万能)
ベースジェルはトップジェルに比べて粘土が高く、接着に適しています。パーツでもシェルでも埋め込みの時はとりあえずベース塗ってからトップがおすすめです。
ベース&トップ、オールインワン(扱いやすい)
ベースにもトップにも、厚みをだすのにも使える便利なジェルもあります。テクスチャーもゆるすぎず、固すぎず扱いやすいです。トップとしても使えるものなので、これでコーティングして仕上げてもOK ノンワイプではないので、アルコールをつけたキッチンペーパーで拭きあげて下さいね。
アイシングジェル、ビルダージェル、ゼリージェル(不安定なパーツはこれで)
アイシングジェルはプックリアートをやる用のジェル。ビルダージェルは、ジェルでスカルプチャーネイル(人工爪・つけ爪)をやる時用のジェルです。かなり固いのでVカットなど不安定なパーツを付けるときも重宝します。
ゼリージェルという粘土みたいなジェルもあって↓↓↓これだとかなり不安定なパーツも動きませんよ。
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トップジェル
パーツの上をコーティングするときは通常トップジェルでOK・・・ですが、ノンワイプジェルだとサラサラすぎてうまく埋め込めない場合もあります。そんな時はベースジェルやオールインワンなど、粘土の高いジェルで埋め込んでから全体にトップをかけると良いでしょう。
埋め込み向きのトップジェル↓↓↓もあります。
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まとめ
パーツのつけ方を見てきましたが、いかがだったでしょうか?
パーツを付けるときは①パーツと爪を接着してから、②上をトップジェルでコーティングします。
①でパーツと爪を接着するときは、パーツのサイズなどに合わせて
- 大抵はクリアジェルでOK
- 大きなパーツはネイルグルーで
- 大きくて不安定なパーツはアクリルで
②で上をトップジェルでコーティングする時は
- クリアジェルを全体に塗って埋め込む
- ストーンなどカットの入っているパーツは側面だけ塗る
ノンワイプトップジェルは埋め込み不可のものもあるので注意。そんなときはベースジェルなどで埋め込んでから、爪全体にノンワイプトップを塗りましょう。